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お昼ご飯の時間になって裏のドアから出るとあの男の子がいた。
「健太くんって言うんだって?さっきからどうしたの?」
私は健太くんと目線を合わすために少ししゃがんだ。
「…………」
健太くんは恥ずかしがっているのか、下を向いてしまった。
「私は前田みさと。よろしくね。ご飯食べないといけないからもう行くね。」
私は立ち上がり行こうとしたら
健太くんに服を引っ張られた。
「ぼくのおよめたんになってください。」
「えっ!?そんな言葉どこで習ったの?
でも健太くんと私は歳が離れすぎているからできないよ。」
「できない…?」
健太くんは泣きだそうになった。
私は慌てて言い直した。
「健太くんは何歳?」
「6歳。」
「えーと結婚はね、男の子が18歳、女の子が16歳にならないとできないんだ。私は今18歳だけど、健太くんは6歳だからできないんだ。」
「ぼくが18歳になったらできるの?」
「そうだよ。」
「やったぁ-!!!!!」
健太くんはとても喜んだ。
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