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そんな淕さんと僕は、実はつい最近…つ、付き合い始めたんだけど…(照)
『男同士でもデートっていうのかな…?』
お互い仕事が忙しいということもあったし、まだデートらしきものをしたことはなかった。
「まだ二人で出掛けたことないし…色んなとこ、綺と一緒に行きたい」
だめ?と見つめてくる淕さんの目に僕は弱い。もちろん、だめなんてことはない。
それに、淕さんが僕との時間を大事にしてくれていることを知っているから。
「はい、行きたいです」
だから、そう言ってもらえたことが嬉しくて…僕は迷わず頷いた。
嬉しそうに淕さんが微笑んで、どこ行きたい?と聞いてくる。
うかつにも、その笑顔に目を奪われて…どきどきしたことは内緒。
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