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龍 マスター「すいませんでした」
深々と頭を下げる二人マスターに至っては土下座しそうな勢いだ
??「まったく、昇格試験に遅刻するなんて」
少し怒っている女の人は、外見は青い髪の毛に青い目でスタイル抜群なお姉系だ
龍「ホントにすいません!!昇格試験受けられますか?」
もう一度だけ頭を下げて謝り昇格試験の話しに移る
??「受けられますが、今回の相手の人が、格下が俺を待たせやがって……………………と怒っていました。」
龍一の相手であるビショップランクの実力者が、待たされた事で、ご立腹のようだと伝える
龍「マジっすか?」
嘘であってほしいという淡い願いを込めて本当の事なのか聞いてみる
??「マジです。じゃあ試験始めます。試験の審判をするクイーンランクのレイ・アルベインです。」
龍一の淡い願いは、一言で崩され自分の自己紹介を初めるレイ握手を求めるように手を龍一に向ける
龍「ヨロシクです。で?相手は?」
レイの手を握り握手を交わした後に対戦相手の居場所を聞く
レイ「来ました。」
レイが、横を向き対戦相手と思わしき人物を指差す
龍(うわぁ~リーゼントって、まだ存在してたんだ)
こちらに向かって歩いて来る人を見てリーゼントの人に失礼な事を考える
??「ああ?お前が、試験受けるSSSランクのくせに遅刻しやがった野郎か?」
リーゼントにサラシに入れ墨のチンピラみたいな変な男が、がに股で近づいてきながら言う
龍「すみませんでした。お相手お願いできますか?」
若干その迫力に引きながらも棒読みで、謝り試合の相手をしてもらえるか、聞く
旋風「チッ!!しょうがねぇな!!クズの相手は、嫌なんだが………特別に相手してやる!!この【旋風の殲滅】がな!!」
旋風の殲滅が、龍一の顔をジロジロ見ながら偉そうに言う
龍「ありがとうございます。」
笑顔が、引き攣り血管も浮き出てきたイライラが、最高潮に達しようとしている
旋風「早く始めるぞ!!ボコボコにしてやる」
調子に乗りまくり油断しまくりな旋風は、龍一から溢れ出す魔力に気づかない
レイ(!?……………今のは………あの子の魔力?)
レイは、旋風と龍一が、向かい合い会話した時にイライラしている龍一から魔力が溢れ出した事に気が付く
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