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「おい! お主、大丈夫か?」
超美少女が声を発すると同時に、俺の時が動き出す。
おお、これが、これが見とれるほどの美しさ。と言うものなのか。
初めて体感した。
彼女が不思議そうな顔をしている。それに気づいて俺は返答をする。
「ああ、大丈夫だけど。何かようかい?」
超美少女はまだ一、二メートルは離れている。だからまだ平常心を保っていられる。
超美少女は言う。
ってか叫ぶ?
「つき合ってくれ!」
はい? 言ってる意味が理解できないんですが……。
あ、勿論このはいに肯定の意味はないですよ。ええ、はい。
ちなみに、超美少女は頭を下げ続けている。
何? この状況。なんでこいつは俺に頭下げてんの?
つーか、視線が痛いんだけど。
周りの奴らがんみしてんだけど。
何これ、答えなきゃ駄目系? 今すぐ答え出さなきゃいけないみたいな?
こんな公衆の面前で?
無理無理無理無理!
不可能だって!
しかし、超美少女は頭を上げようとしない。
早よ上げろやあぁー!
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