刺激を求めて…

7/10
前へ
/10ページ
次へ
全員に死兆星が見える。神すらこの勝負の結末は予測不可能だ! 静寂に静まっている雰囲気、ピリピリとする空気、ポリポリとお菓子を食べる2人、最高の場が出来上がった。 我々は最後の戦いに身を投じるべく、牌を並べた。 親が賽をふる。 そして欲望、思惑、罰など色々な思想を妄想しながら牌を取る。 牌パイを見ると良くも悪くもない…後は自分の引き次第である。 静かな中、10順目にリーチの声がこだまする。しかし俺もイーシャンテン。どうする? しかし振ってもドベにはならないだろうと思い勝負にでる。 その後3ターン目にテンパイになった。 勝負だ!リーチ。と張り詰めた空気に雷の如く言った。 もはや後戻りは出来ない。 勝負牌が無事通ったのだ! 俺はツモれ。と思いながら2ターンが過ぎる。すると…… 親が声を震わせ、リーチと叫ぶ。 やばい! やばい! もはや運が左右する勝負になった。 親に振込んだら罰ゲームにもっとも近くなるのは言うまでもない。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加