優里
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フワフワと浮いているようだった。 何だか‥‥‥ユラユラとゆれる手漕ぎボートの上にいるみたい。 あたしは泥酔していた。 いや、泥酔するほど飲んではいないのだけれど、している気分にならなくては、とてもこの会場には居れなかった。
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