-始業式-

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「ーー…だ!みんな頑張ってくれ!そしたら席替えして始業式行くぞー!」 ーー席替え!? ーーーまぢ? ーーーーやったな。 クラスみんなが喜ぶ。 ーー…そして優花の席はこうなった。 隣が皆川祐輝。 前が麻美と川崎祐介。 後ろが近藤亜美と福井雅樹。 「優花ぁ~よろしくねぇ。」 『亜美~!よろしく。』 亜美は見た目は美人でスタイル抜群のギャル。 でも、性格は天然で可愛らしい。 中1のとき同クラで仲が良くクラスが離れても仲は続いていた。 「…優花?って言うの?」 変な感覚が起きた原因と思われる笑顔の持ち主…皆川祐輝にいきなり優花は話しかけられた。 『う、うん…。』 い、いきなり!! な、なんか焦る~!! 冷静に返事をしているが本当はかなり焦っていた。 「俺は皆川祐輝。 よろしくな優花。」 ドキッドキッ 『よ、よろしくね。 み、皆川君…。』 「祐輝でいいよッ。」 ドキッドキッ 『…う、うん。 よろしく、ゆっ祐輝…。』 「おう」 祐輝が笑った。 ドキッドキッドキッーー… まただ…。 ううん、さっきより長い…。 祐輝と話してる時ずっとあの感覚があった。 てか…顔が熱い。 はあー…もうわけわかんない。 ーー…時間は過ぎ、体育館に行き始業式が始まった。
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