-始業式-

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「恋しない優花がまったくわからないな~。」 恋する気持ちのほうが私にはまったくわからない…。 なにが恋? 本当…なにがいいのかわからないなあ…。 『恋してなんか変わるの?』 麻美はすぐに答えた。 「ちょっとしたことで喜んだり,悲しんだり~!ま,いつかは優花もわかるって~。」 『わかんないと思うけどね~。』 「そんなこと言ったって無駄よー。 恋は急に訪れるんだからッ♪ふふふ。」 ふふふって…。 …とにかく!!私にはわかること……絶対ないね!! そんなことを話してるうちに学校にはあっという間についた。
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