扉の向こう

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その後の説明はこのようなものだった。 向こうの世界の名前はファンタジアと言うそうだ。 機械と魔法が共存する世界。 その世界はこちらの世界とは繋がるはずがない世界であるが、魔科学者、魔術☆科学とファンタジアの中心にあるF.キングダムの将軍、たか54の手によって空間を捩曲げ、コンタクトして来たらしい。 そしてコンタクトの理由………救いとは、ファンタジアと繋がる別世界、偽幻想(ギゲンソウ)と呼ばれる世界から来る魔王軍からの侵略を防ぐ手助け………というよくある話しだった。 純『侵略を防ぐ………そちらの世界では出来ない事なのか?そして何故この世界なんだ?』 《残念ながら我々の力じゃあ無理。君達を呼んだ理由は………君達の世界な理由だが、1番繋げやすく、別世界である以上、この世界の理(ことわり)から外れた存在になれるからだ。》 海斗『理から外れる………つまりは普通とは違う力で他とは逸脱し、かなりの戦略になる………から協力して欲しい。…でいいのか?』 《物分かりがよくて助かるよ。………今からでもこれるかな?》 純『………時間のラグはどのくらいあるんだ?…こっちもすぐに重要な用事があるんだ。』 《ラグはかなりある。こちらの世界にいる状態でそっちの世界の時間の進みは0と言っていいだろう。》 海斗『なら…支障は無いかな。』 その海斗の言葉と共に………最初の会話に巻き戻り……… 《エネルギー充填完了してないぞ!………君達!身構えてくれ!》 純『くっ………いきなりか!』 瞬間………凄まじい光と共に、二人の意識は飛んび………二人の壮大な物語が幕をあけるのだった………
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