プロローグ

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時は、2130年。 人類は、宇宙へ進出しコロニーや月面施設を完成し人は母なる大地を飛び立った。 技術が発展すると同時に世界は大きく変わった。それは、国々が集合体を作り始めた。 ヨーロッパを中心とするEU。 北米、日本を中心とするUSN 中国、ロシアを中心とする社会同盟。 中南米、アフリカ、中東を中心とする新世界。 だが、中々折り合いが悪く社会同盟を機に各地て戦争の危機が起きた。 “第三次世界大戦危機” 誰もが言ってきた言葉だった。核弾頭による戦争になるはずだが、日本の企業が独自に開発した兵器により戦局がかわった。 “AR(アーム・リブロット)” 人の形をしたそれは圧倒な火力、機動性により世界からは太刀打ちできなかった。 西暦2139年、コロニー合同政府と月面都市連合の仲介により平和条約を締結、戦争は逃れた。 西暦2140年、ARの基礎構造を公表し、大量生産が始まった。 世界各地にある内戦や紛争にARを投入し、多くの戦果を残してきた。 混乱していた国連議会を再開、地域連携を目指して動き始めた。 そして、西暦2150年。人類の新たなステージがひらいていく。
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