目覚めの朝

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そんな感じで外を見ていると、リビングから 『泣かないで~泣かないで~君の歴史の一ページ~♪♪」 と、お馴染みの曲が聞こえてきた。 「…はぁ…」 泣くなと言われても無理… そう思ってリビングに行き音の発信源である赤い携帯をとった。 少し耳から離して……ね ピッ 『メリー――クリスマス――!!!!!500番!!!!!」 と耳から離しているのに鼓膜が破れるかと思うくらいデカイオッサンの声が放たれた。 「そんな破壊音を出さなくても聞こえますよ。ミスターサンタ。何回この事いってるんですか…」 「なに言ってるんだ!今日はクリスマスであり私の誕生日だ!!こんなに気分が上がる日は無いだろう!!!!」 「今日は28日でその言葉は今年で4回目ですね。」 「…忘れてた…」 「その言葉で年を越さないようにしてくださね。」 「そうだな…君も多分今飲んでいる激甘マズココアで年を越さないようにしなさい。」 「…ココアをバカにしないほうがいいですよ。」 「ココアは馬鹿にしてない。馬鹿にしているのはココアに5杯もの砂糖を入れる君だ!!。」 「…そうですね。気をつけます。それで用件はなんなんですか?」 「仕事「今日は休みです。」 ピッ 『泣かないで~泣かないで~』 ピッ 「今日は仕事だ。」「仕事を始める時、週1しか休みが無いなんて聞いてないですよ。」 「じゃあなぜ『サンタ』になった?!」 「そっちが勝手に決めたんじゃないですか!!」 「そうだったな…。あと今日は朝礼があるから天国に来い。」 「…わかりました。」 ピッ
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