2681人が本棚に入れています
本棚に追加
「夏矢君うるさいですよ!?」
夏矢は椅子から落ちて転げ回る。
「イヤーッ!!」
「いや! アンタだよアンタ…君のせいだよ!」
彼は思った。「この娘…疫病神かも」とアソコを押さえながら。
なんだかんだで休み時間。
転入生は今や人気者、クラスメイト全員が真璃夜の周りを囲む。
「ねぇ名前なんて言うの? さっき聞き取れなかったからさぁ」
「天朝 真璃夜だよ~。さっき緊張して自分でも何言ってるか判らなかった、エへへヘッ」
男子諸君は勝手に真璃夜の写メを撮る。勿論直ぐに待受画面。
女子は真璃夜のプライバシーを守る為、一致団結。
戦争が始まる。
最初のコメントを投稿しよう!