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<ヤッさん>「せーちゃんが男と来るのなんて初めてだね~。
いや~、しかし、遂に男、見つけちまったか~。
イケメン君の彼氏だな。」
俺は“彼氏”という言葉に反応してしまい、啜っていた麺を吹き出して思いっきりむせてしまった。
<芹香>「ちょっと!裕也~、何やってんの!?
大丈夫!?」
芹香が俺の背中を擦ってくれて、ヤッさんはタオルを渡してくれた。
<芹香>「ごめんねぇ?せっかくのラーメンが…」
<ヤッさん>「そんな事気にしなくていいよ!
それより火傷しなかったかい?」
<裕也>「ゴホッ…すいません…。」
カッコ悪、俺。
服を拭いてると、作り直したラーメンが出された。
<ヤッさん>「この分のおだいはいらないから、安心して食いな!」
<芹香>「もう良かったのにぃ…ヤッさん。
ごめんね、ありがと。」
<裕也>「すいません、ありがとうございます。」
芹香と俺はヤッのさんの気遣いに感謝して礼を言った。
芹香は先に食べ終えていてヤッさんと楽しく会話していた。
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