始まりは、昼寝をして果報を待つ

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時は遥か昔…いや、遥か未来どちらともわからぬ時代に一つの戦国時代があった… 大きな大陸は見事に九つの国に分かれ、それぞれの文化を形成していた。 しかし富と権力を持った国の王達は、自分の領土だけで満足することなどできるはずもない。 長い歴史の中、他の国を呑み込もうと晩年国と国とが戦う血塗られた時間だけが過ぎていった。 だが、互いに伯仲の国力と兵力だったため、戦は長引き多くの人間が儚く散っていった。 そしてそんな中、一人の若者の天下泰平を想う心が、この戦国乱世を少しずつ変えていくのだった…
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