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結局、役所は全焼してしまい、きらびやかに造られていたのが過去のものとなってしまった。
林祐達は富麻と同様に決死の勢いで炎の中を突っ切り、身に火傷を負いつつ外へと脱出した。
林祐「はぁ、ヒデーめにあったよ、まったく」
小貴「俺たちが石唖のもとに向かったとき、奴はもう隠し通路を使って外へといったみたいだった…」
火傷の治療をしつつ、二人は残念だ…と悔しそうに話す。
富麻「やっぱり、馬車で逃げてったのは石唖だったのか」
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