始まりは、昼寝をして果報を待つ

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林祐「ふぁ~ぁ…。早くあいつら盗んでこね~かな~。やっぱ俺もついてきゃ…」 ぶつぶつと独り言を呟きながら大きなあくびをする林祐。するとタイミングよく、遠くの彼方から馬の駆けてくる音が聞こえてきた。 林祐「おっ、きやがったな!?」 むくり、と体を起こし、体についた土や埃を払い、馬の方へ顔を向ける。 謎の男×4「おぉーいっ!!」 見れば土煙をあげて駆けてくる馬には、それぞれ林祐と同じくらいの青年が乗っている。 皆、見るからに高価な武器や鎧を持って…
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