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世の中では、時代に不相応な遺跡が、しばしば発見されている。
その時代の文明や技術力では存在しないもの。
それを『オーパーツ』と呼ぶみたいである。
小物ではハンマーやヘッジストーンなどの物が代表的だが、捏造疑惑を拭えない物や、飛行機とおぼしきペンダントが、実は魚だったなど、オーパーツと呼ぶには今一つの物が多い。
しかし、古代遺跡となると話は別。
世界各地に『石』を用いて残されている物。
地球人類からすれば、古代遺跡こそがオーパーツと呼ぶに相応しいものだろう。
中でも『ピラミッド』の製法については、未だに謎のままである。
今から約5000年ほど前に、極めて精密かつ精巧に石を積み上げたがものだが、今となっては、どの様に造られたものなのか、全く分からないものだ。
何せ、今現在の地球人類の建築技術を用いても、完成させるには百年以上かかるしい。
また、ピラミッドの横に並ぶ『スフィンクス』については、更に深い謎を持っている。
スフィンクスの側面を、良く見てみれば分かるけど、何本もの横線が入っている。
これは、昔スフィンクスが水没していた事を表しているのだ。
エジプト一帯が水没していたのは、少なくとも17000年以上も昔。
今の人類の存在すら分からない時代に造られたものである。
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