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三人はメッカに入りいかつい顔をしてプリを撮り、落書きには『俺たち最強』と書いた。
確かにある意味最強であった。
喧嘩が強いとかそういうのじゃなく、若さと金と流行のファッションと仲間と…
何かが間違っているのに正しくなるこの街。
友達がいて、自分がいる…ただそれだけでよかった。
シュンは自分に抱く疑問を無理矢理かき消し外へ出た。
外では人々が足早に街を通り抜け、他人を避けるかのように歩いている。
この街は光と闇が交差する。
その日、出し子が出して来た金の総額は一千万近い金額だった。
半分を上に人間に渡してしてもかなりの額が残った。
そしてシュン達は今日も夜の街へ消えて行く。
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