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キャバクラ帰りの三人は陽気に道玄坂を歩いていた。
「今日もだいぶ飲んだなぁ~」
「ぜってーリオちゃん、シュンに惚れてるよ!」
「間違いない!」
「俺もそんな気がするよ!ははは~」
「このやろう!調子に乗んな!」
サトルはシュンの首を掴んで頭を小突いた。
朝方の渋谷道玄坂に三人の笑い声が響いた。
「どーすんの?今日は解散系?」
ユウスケが言った。
「う~ん、俺は眠いから今日は帰るかなぁ」
「んだょ~シュン帰るなら俺も帰るかなぁ」
サトルが少ししかめっ面で言った。
「じゃあ今日は解散で、また起きたら電話するわ!」
「おう、じゃ、お疲れぇ~」
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