一人の時間

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店内は豪華なシャンデリアや照明で高級な雰囲気だが、中箱な大きさで、キャストの数も20人ぐらいである。 まだ時間が早いせいか、シュン以外には一組しか入っていなかった。 「あたしドレスに着替えて来るね。先座っててねぇ」 「へい!」 シュンはソファーに腰かけると、店長からおしぼりをもらい顔を拭いた。 「いゃぁ~顔が拭けるって男の特権だよなぁ」 「シュンさん、今日は何にします?」 「ビァー!!」 「ビールで?かしこまりました」 「あとフルーツ盛り!」 「はい、かしこまりました」
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