第1話 二人の季節 一冬一

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優姫を見送り、俺は洗い物をする。 優姫は今大学生だと、さっき言ったが。彼女は国立の大学に進学している。 それだけ頭が良いって事なのだが、俺はそんな彼女と釣り合っているのだろうか? 俺は土木系の小さな会社で働いている。 「そろそろ行くか・・・・・・」 重い腰を上げ、俺は会社へと向かう。 給料はそこそこ良いのと、会社の人たちが良い人ばかりだから、辞められない。 ふと俺は、彼女との出会いを思い出していた・・・・・・。
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