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その疲れが身体に出始めていた。
倒れた優姫を、俺は家まで背負って運んだ。
優姫の家族は心配していた、『優姫が独りで頑張りすぎだ』と。
やがて優姫をいじめていたヤツらも、優姫が必死に家族の為に働いているのを見て。いじめを止めて和解した。
その後だった、優姫が俺に告白したのは。
ざっと話したが、卒業して二年経った今も、優姫は俺と付き合っている。
お互いに好きだから。
その気持ちだけは揺らがなかった。
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