傍にいる仲間

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そっか。 一磨だって天てれという場所は大切で大好きな場所だよな…? 一磨はいつでもそうだった。 いつだって強がって、本音で話してくれなくて、だけど誰よりも皆を想ってくれてる。 寂しくないわけがないんだ。 「寂しいけどさ、卒業が別れってわけぢゃねぇだろ。この場にいなくても皆に会おうと思えば会えるし」 どこか冷たい言葉にも聞こえるけど、本当は僕を慰めてくれる言葉なんだ。 知っているよ。 .
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