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しばらくの間、沈黙が続いて、俺たち3人は流れる雲と青く続く空を見つめていた。
「絶対遊びに来いよ」
『うん』
「で、たまに遊びにも行こう」
『うん』
「…頑張ろうな」
『……うん』
一磨が沈黙を破って、3人でそんな小さな約束を立てた。
青空を、白い雲を一つ一つ数えながら…
「こんな所にいた。ほら、何してんの。皆集まってるわよー」
『あ、樹音』
3人で笑い合ってる時に樹音が俺たちを迎えに来た。
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