知らない森での出来事
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魔物が見逃すはずもなく、直ぐさま爪をのばす。 その爪は喉元を間一髪で空振った。 魔物も焦ったのか、勢いを殺し切れず、隊長の前でよろけ、隙を作った。 ここしかない。 隊長は持てる力のすべてを出し切り、魔物の目を貫いた。
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