君だけ

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思わず目を見開き、美空を見る 《あっ……やっ……そうじゃなくて…………》 なぜか、しどろもどろな美空…………思考停止した頭をなんとか働かせる………ああ、そう言うことか……… 「1人で寝るのが……怖いんだ…………一緒に寝るけど、シないよ………って言いたいんだろ!?」 そんな俺の言葉に………俺を見上げ 《ダメ!?》 ふぅぅぅぅぅ………ダメ…って言ったら、シていいのかよ…………心の中で呟く でも、口から出たのは 「いいよ」 我慢出来る筈がない……美空が隣で寝てて、じっとしていられる訳がない……でも、俺は 美空の望みを受け入れる 一緒にいたいから…………美空、俺の気持ち…わかってんだろ!? 《よかった♪》 そう言う美空の笑顔を壊したくないから………なるべく、我慢する……ように、努力する………けど、無理だったら…………ごめん 心の中で、叫ぶ .
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