君だけ

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一緒に入ったベッドは……美空の香りがした そりゃそうだ……今、美空がこんなに傍にいて……しかも、いつも美空が寝ているベッドなのだから…… 胸一杯その香りを吸い込み………俺は、直立不動の状態でベッドに入っている 《……陸!?……こっち見てよ》 出た!!!俺の我慢を惑わす美空の天然発言……今だって、、、、、、必死に堪えてるのに もう、どうなっても知らねーぞ……ようやく、直立不動の体勢から 美空の方へ向きを代える 俺の必死の我慢なんて、知るはずもない美空は……ポフッ……と俺の胸に顔を埋める 《……フフッ……陸だ♪》 うん…………確かに……俺は、陸だよ…… 美空の背中に手を回す……これくらいなら、いいでしょ!?…………美空は何も言わないから、OKってことだな 上半身は、美空とくっついてるけど………下半身は………美空から離してる俺 なぜって!?……わかるだろ!? はぁぁぁぁぁ…………… .
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