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その後、携帯は……静かになった
俺は、ようやく立ち上がり………歩き出した…家に向かって…
……カチャ……
『陸～、帰ったの！？……ごはんは？』
｢いらねー｣
母さんの声に答える……メシなんか、食えるかっての
そのまま階段を上がり、部屋に入ろうとした……ｶﾁｬ……
『おまえ……早いな！？彼女のトコじゃなかったのかよ…………』
なんで、兄貴がいるんだ！？……美空……泣いてんじゃねーのか！？
｢………兄貴が行けばいいだろ！！！……美空が待ってんのは………俺じゃねーよっ！！！！！！｣
……ﾊﾞﾀﾝ……
『陸！？何言ってんだ！？』
聞こえてきた兄貴の声を無視し、部屋に入り……ベッドに寝転んだ
うるせー、うるせー！！！！！！
美空の隣にいるのは………俺じゃなかったんだ………
……………美空…………
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