歳の差なんて

美空のために

大地の家の前……私は、ゆっくり深呼吸をした

大地に続き、家に入る

『おじゃまします』

階段を上がり、大地が立ち止まる

『陸……陸！？いるんだろ！？』

中からは、なんの返事もない……私は、いてもたってもいられなかった

……コンコン……

『陸くん……入るよ』

私は、返事も待たずに……ドアを開けた

ベッドに寝転びながら、驚いた顔をしている陸くんと目が合う

私は、そのまま足を踏み入れ……ドアを閉めた

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