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『行ってきなよ……美空ん所に』
明里さんが俺に言う
でも………でも、俺は……動けなかった………美空を傷つけてしまったことを後悔して……………
『……陸……オマエが行かないなら…………俺が行く!!!』
そう叫んで、兄貴は出ていった
それでも、俺は……動けなかった……あんなにひどい言葉を浴びせた俺を、美空が許すはずがない………
『……それが……陸くんの答えなんだね…………』
明里さんの冷たい声が聞こえた
『あっ……美空、中学で部活やってたとき以来……久々にショートカットにしたから………………アンタのせいでねっ、、、、このクソガキっ!!!』
そう言い、部屋を出ていった……明里さんは兄貴の友達に引きずられるようにして…………
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