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『オマエ……歳下の自分より……俺の方が美空のため……とか思ってんだろ!?…………それが、美空のためか!?……美空の気持ちは、関係ないのかよ……』 美空の気持ち!? 『美空、待ってるぞ!!!』 「……でも………俺、美空にひどいこと…………」 『謝って、ほんとのこと話してくればいいだろ………二人して素直じゃないんだから………』 !?二人!? 『陸……オマエが行かないなら、、、、今度は、本当に俺が奪う!!!力づくでも………美空が嫌がっても……無理矢理でも………いいのか!?』 「兄貴には……渡さない!!!」 ようやく、部屋を飛び出した……例え、美空が許してくれなくても………ちゃんと謝って……ちゃんと本心を伝えよう……… 『あーあ、、、何やってんだ俺』 俺の部屋で、兄貴が盛大な溜め息をついていたのを……俺は知らない…… .
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