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走った、ただひたすら……俺は、走った……美空のアパートへ……美空の元へと…… 息も整わないまま、インターホンを押した …………美空は、いなかった…… 部屋からは、何の灯りも漏れていない………そこで、やっと 留守だと気付いた でも、美空が帰ってくる……そう思うと、この場所からは……離れられなかった 美空の部屋のドアにもたれ、ポケットから携帯を出す 震える指で………美空の携帯を呼び出した .
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