美空の過去

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教室につき、かばんを手に取る。 階段を降りながら、ふと考える。もしかしたら、さっきの出来事は……夢だったんじゃないか……って。 でも、玄関についたら……それは 現実だった。 「美空~♪遅い!!!…逃げたかと思ったよ~」 ピョンピョン飛び跳ねる彼………怪我をしたから、部活を休んだはずの彼。 現実の嬉しさに、つい顔も綻ぶ。 人生、最大の笑顔になる。 .
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