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「ぐふっ!?」
どうして今日は、こうも女子に殴られるんだ……?
…………。
それから、結香はタオルで俺の目を縛り手早く着替え終えた。
「ったく、別にタオルで縛らなくても良かったじゃねーか。
減るもんじゃないんだし」
「人に見せびらかすものでもありませんよ。
特に晴輝さんは、やましい人ですから」
「やましい人ね……
まぁ、確かにそうかもな」
さっきも、風呂場であんなんだったしな……
「って、事はやっぱり晴輝さんは結香を……」
「おい、おい
変な事考えるんじゃない。
深い意味ないから。
って、なんで俺から遠ざかる。」
「ふっっっ、晴輝さん面白いです。
昔と全然変ってない」
「あんっ!
そうなのか?
全然記憶にない」
「そうですよ。
昔からだらしなくて、何をしてもダメダメで……」
「止めてくれっ。
それ以上言われるとかなりヘコむ」
「でも、やる時はやる人でいじめっ子から結香の事を守ってくれたりしたし……
やっぱり晴輝さんはかっこいいです」
「そんな事言ってたら変な期待するぞ」
「例えば、どんな期待ですか?」
「えっちい事とか……」
「晴輝さん卑猥ですー。
晴輝さんは、そんなんじゃ女の子に嫌われますよ」
「別に好かれようとは思ってないっ」
「晴輝さんは強がりだなー。
そう言えば晴輝さん、せつなちゃんには会いましたか?」
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