序章

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そう言えば女も三人集まれば姦しいって言うよな…… なんか、今の場合とは違う気がするが…… 「そう言えば、今日の晩飯ってどうなるんだ? ま、まさか…… これを食えとか言うんじゃないだろうな?」 「そのまさかです!! 晴輝さんは男の責任をとって食べて下さい!!」 「どんな責任だよっ!? まったくもって無関係だろっ!! なぁ、雪鳴っ?」 「皆、ごめんね…… 色々な物を入れたらお鍋が爆発しちゃって」 「大丈夫ですよ! 分かってましたからっ。 それに、こんなにも頼りがいのある我等の晴輝さんがいますから」 「こういう時にだけたよんじゃねぇーっ!? 俺だって死ぬ前にやる事がたくさんあるんだっ!!」 「例えばどんな事ですかーっ?」 「それは、エロ本立ち読みとか…… えっちい事とか…」 結「晴輝さん、もう十七なのにまだ本屋でエロ本とか読んでるんですか!?」 主「お、お前どうしてそれを……」 雪「だって、さっき自分で……」 結「晴輝さん、やっぱり卑猥です!?」 鈴「晴輝君も男の子だねーっ」 雪「はる君、酷い……」 「…………。 そうだよ……どうせ俺なんて……」
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