3人が本棚に入れています
本棚に追加
そう言って部屋角に移動する。
俺から陰湿なオーラーが分泌され始める。
結「あーあっ、晴輝さん本当にへこんじゃいましたね……」
鈴「晴輝君って意外と繊細なのね……」
雪「はる君、ごめんね……
酷いとか言ちゃって……」
「…………」
結「こ、これは重症ですね」
鈴「うーんっ、晴輝君なら大丈夫だよ」
雪「ごめんね……
ごめんね…」
三人とも言っている事がばらばらだ。
なんって、同調性のない三人組なんだ。
だいたい、そこは十七なのにエロ本を立ち読みできる根性を認めろよな。
「晴輝さんがひらきなおってます。
根性が腐ってます」
「晴輝君は腐る一歩手前の方が似合ってるわよ」
「はる君……ゾンビ……」
ちくしょう、全員が腐るで同調しやがった。
俺はそんなに腐ってるのかっ!?
「てっ、俺の心を読んだのか?」
結「心を読んだと言うよりは負のオーラーをですね」
鈴「うんうん、なんかこう。
字が書いてあったしね」
雪「そ、そうなの?」
一人、ついていけてない奴がいた。
つーか、この人達おぞましいぞ…
この二人の前では嘘をつかない事を肝にめいじておこう。
最初のコメントを投稿しよう!