10人が本棚に入れています
本棚に追加
機械が止まった。
「高…」
直人が呟く。
「あれ?悠介、お前のセーフティーバーあがったまんまだぞ?」
鋭が言う。
「え!?嘘!?ちょっと待って!ダメ!止めて!」
一瞬の間をおき爆笑がおこった。
「悠介、ちゃんと下がってるよ」
トキが笑いながら言う。
「悠介握ってるじゃん」
沙羅も続けて言う。
「あれ…?」
何をやってるんだ俺は…。
「お前…本当に…こわ…怖がり…怖がりだ…な…」
笑いをこらえながら鋭が言う。
「なんなら俺がバーを上げてやろうか?」
「やめてくれ!」
直人ならやりかねない。
最初のコメントを投稿しよう!