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『気象台より大雨注意報が発令されました、よって本日は全てのアトラクションは中止、閉園とさせていただきます。誠にもうしわけございません』
アナウンスが響く。
「ちょっと待て俺達はどうなるんだ?」
「忘れられてる…わけないよね?」
「…え?」
トキの顔が固まる。
「どうした?」
「あれ…」
トキが指さしたはるか下、このフリーフォールの制御室と思われる場所から2人の従業員がでていく…。
「おい!どうすんだよこれ!?」
「なに!?どうしたの!?」
悠介は怖くて下を見れず状況が分かっていなかった。
しかしパニックになっていた4人にはその言葉は聞こえなかった。
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