絶叫

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「んー!おいしい!」 沙羅が言った。 「あたたた!頭いてえ!」 「アイス食べて頭痛くなるのは直人の特技だもんな…」 笑い声がとぶ。 やはりこの5人でいると幸せになる。 「これであいつがいれば…」 悠介は自分が無意識に声にしていることに気付いていなかった。 笑い声が止まる。 トキが沈黙を破った。 「…さ…さぁさぁ!次どこ行く?」 「あ…あぁ!時間ないからな!」 「悠介の怖がる顔もみたいし」 鋭が不適な笑みを浮かべる。 「なんだよソレ!」 再び笑い声が戻った。
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