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「・・・とりあえず、お前は誰?」
「~見て分かるでしょ?流華ちゃんのカッコいい彼氏こと、聡だよ、く・ち・な・し・さ・と・る」
「前半部分のバカな発言とそのマヌケ面は聡だよな~・・・何で聡が二人もいるわけ?」
「俺だって知らないよ!リビングにいたらいきなり俺がやってくるんだもん」
「っていうか、るぅーかぁー?」
奏平君がいきなり流華ちゃんを呼ぶ。
「何?奏平」
「俺の隣さぁ、何か見える?」
奏平君が指さすのは俺が立ってる位置。流華ちゃんは首を振ると、
「別になにも?朝から怪談話とか始めないでよー?私が苦手なの知ってるでしょ?」
そういって、笑っている。
「なら良いんだ」と、奏平君が言うと流華ちゃんは朝食の準備を始めた。
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