2、始まり

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2、始まり

時計を見ながらぼ~としながら呟く 猫「あ~あ授業早く終わんないかな~」 するといきなり目の前を上下に手が往復 伊「おーい起きてるか!」 いきなりの手にびっくりした猫子 猫「びっくりした~寿命縮むから!」 伊「そんなんで縮んだらこっちがびっくりだよ!」 そんなやり取りをしてたら 「キーンコーンカーンコーン」 授業が終わりのチャイムがなった 伊「おっメシの時間じゃん」 伊「猫子、一緒に食べるか」 猫「別にいいよ」 ?「じゃあ私もここで」 顔を上げると、そこには生徒会長の白鳥が 猫「あっ会長!」 来て早々に猫子に口説き口調 翔「やぁ相変わらず可愛いねぇー」 白鳥が来たとたん嫌な顔をする伊澄 伊「ここは一年の教室だろ!」 伊「なんでオメェがいるんだよ!」 なんで怒ってんだかという顔をしながら 白「それは猫子ちゃんと居ると和むからだ」 伊「そんなの理由になんねぇーよ!」 猫「二人共ケンカしないで!」 猫「一緒に食べればいいじゃん!」 白「ほら、猫子ちゃんもこう言ってるし」 伊澄は仕方なく 伊「猫子がそう言うんなら…」 こんな具合で普通に学園生活を過ごせない猫子である 次の時間は体育なので白鳥は自分の教室に 二人は着替え始める 猫子が脱いで上半身裸になりその体を伊澄が見る 伊「お前痩せすぎじゃね」 猫「きっと虎と人種が違うんだよ」 すかさずツッコミ 伊「そんな人種はねぇ」 そのやり取りをを見ていた先生 先生「いいから早く着替えて行け!」 伊「ハァ~イ」 猫「ハァ~イ」 今日体育はバドミントンのようだ 運動が得意な伊澄は凄いやる気で 伊「猫~一緒にやろうぜ!」 逆に不得意の猫子 猫「いいけど~」 猫「あんまり期待しないでね!」 そんな猫子の言葉を無視して思いっきり打つ準備 伊「いくぞ!」 伊「それ!」 猫子は棒読みで 猫「仕方ない」 猫「僕の本気を見せてあげるよ」 その言葉に期待する伊澄 思いっきりラケットを振る 猫「てい!」 「スカッ」 外れてハネは猫子の頭に当たる 「ポカッ」 呆れた顔の伊澄 伊「さっきのは何だったんだ?」 猫「マンガのセリフだよ」 そうだったのかとまた呆れる 伊「つか、本気をだせ!」 猫「フルパワーだよ!」 伊「嘘つけ」 そこに 白「おやおや、弱い者いじめとは…」 白「生徒会長として見逃せない」
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