85人が本棚に入れています
本棚に追加
深夜。
家や建物の電気も消え暗いはずの時間帯。
しかし不気味に赤く光る場所があり、その中心に赤く、赤く血で染まった男がいた。
男の足もとには人が倒れている。
そして、自分の血で赤く染まっていた。
「オイオイ、コイツも“はずれ”かよ」
うんざりした感じに言う男はその感情とは裏腹に笑っていた。
「まぁいい。こうやって殺していくの面白いしな…アハハハハハハ」
赤い光が消え男の笑い声が闇に不気味なまでに響いていた。
しかしその声は誰の耳にも入る事なく闇に溶けていった。
最初のコメントを投稿しよう!