第一章:終わりからの始まり

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「なんて書いてあった?」 「今年も帰って来れないって」 「そう…」 ……はぁ。 帰ってきたら真っ先に殴ってやる。 しかし、なんでこんなに留守にする必要があるんだ? それも世界中を飛び回るなんて…。 父さんの事を知らなすぎだなオレ……。 ♪:♪ 「そろそろ寝るか」 オレはしばらく弥琴と一緒にドラマを見ていたが弥琴が頭をカクンカクンさせて現実世界と夢の世界を行き来してるのを発見して今にいたる訳だが。 本当に可愛いね、オレの妹は。 抱きしめたい衝動が出てくるがそこは理性で抑える事に。
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