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♪:♪
「結衣?結衣様?オレが悪かったからそう睨むなよ……」
場所は道路から打って変わって学校。
あの後ダッシュで学校まで行った理由は言うまでもないな。
そして今の現状だが、オレの隣の席に座っていらっしゃる結衣様が負のオーラを出しながら睨んでいる。
「別にぃ私全然睨んでなんかいないわよ?」
「じゃあその顔は何かな?かな?」
「私は笑顔よ?」
逆にその笑顔が怖いです。
「こ、今度パフェ奢るから許してくれないか?」
「………!」
よし!
食らいついた。
結衣は大の甘党で糖分を常に取っている。
だからパフェでご機嫌を取るのは最終手段なわけだ。
「ほら、新しく喫茶店できたじゃんか?あそこのパフェ」
「…の………よう……」
「え?」
「今週の日曜日に行くって言ってるの!!それぐらい聞き取りなさい!?」
多少理不尽な言いがかりだがこれでご機嫌は取れたな。
計画どおり……。
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