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今、話をしたり、家に帰るまでの時間を考えると裕に深夜0時は越えるだろう。 「まだ通っている学校がバレたか分からないから……、まあ記者に何か聞かれても白を切る事!」 もう深刻な話は「終了~」と言わんばかりに社長は元気よく言い切って、立ち上がった。 「……じゃあ、帰ろうか?」 延々と話してしまった事を後悔している悠斗を引きずり、悠斗の母は社長室から出て行った。 「……社長、ユウは大丈夫ですかね?」 悠斗達が出て行った扉を見つめたまま、和樹は社長に尋ねる。 だが、社長が答えようとする前に横からちっこいのが割り込んで来た。 「大丈夫! だってユウだよ? 街中で突然アイドルになったんだしさあ。運が良いから大丈夫でしょ!」 誰もが和むような笑みを浮かべながらそう断言する達也を見ると、達也や社長、佐藤までもが「そうだな……」と感じた。
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