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ふと思い出すんだ
君の笑顔を
ひまわりのように明るく笑う君の顔を
懐かしく思う
いつも思い出すのは君と過ごした夏の事
君は夏が大好きだった
お祭りも好きで
二人でいろんなお祭りに行ったね
君は金魚すくいが好きで
たくさんやっていたね
僕はそんな君を見ているのが好きだった
君は花火も好きで
よく花火を買って二人で遊んでいた
蛍が飛び回る河原でよく花火をやっていた
僕は線香花火が好きでよく二人でやっていたね
でも君は線香花火が嫌いって言っていたね
嫌いと言った君の顔が悲しげだったのはなぜだろう
その時の僕には分からなかったよ
その表情の裏にあるものを
君との思い出は楽しいことばかりだったよ
今ここにいない君を
僕は愛しく想う
ひまわりのように笑う君を
蛍のように優しい君を
線香花火のように儚い君を
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