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だが、親に言っても全く相手にしてくれませんでした。
「明日、仕事だから」
「明日、早く起きないと」
「一人で行きなさい」
など幼い僕にとっては、悲しく、寂しく、怖い想いで一杯になりました。
仕方なく、一人で行くことにしました。
いつも、通る道がとても長く感じました。
妙に辺りは静まり返っていたので、更に怖さが増します。
一歩ずつ一歩ずつと一階に恐る恐る向かいました、とても暗くて怖かったです。
トイレの前にやっと着いた僕
でも、トイレのドアをなかなか開けられない幼い自分がいたのでした。
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