冷たい瞳

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なぜ珍客かというと、この2人はかなりの美貌でホスト側の方が2人に恋をするケースがよく見られる そして、そのホストを振り回し最後には捨てるという噂を耳にしたことがある いろんな店を転々としているから、ウチの店に来るのは久しぶりだった 愛 「お願いがあるんだけど・・」 翔 「なに?愛と薫の頼みなら聞けることは聞くよ?」 薫 「実は・・・うちの店の社長が店の女の子を何人か監禁してるんだよね・・・ちょっとヤバい筋の人でさ、気の弱そうな女の子捕まえて無理やりAVとかに出させてるみたいなの・・・それで・・たぶん私達の友達も監禁されたっぽくて・・・」 愛 「社長は辞めたって言ってたけど、いきなり連絡もとれなくなったんだよね・‥だから・・間違いないと思う」 薫 「お願い・・もちろんタダとは言わないし、一回男友達にはお願いしたんだけど、みんなビビっちゃって・・・」 翔 「・・・・あのさ・・・お前等はあくまでも客なんだよ。店の中だけのな。なんで俺がそんな頼み聞かなきゃいけない?ってかなんでお前等の為に命かけんなよ!アホか」 「なんで俺らに頼んだかは知らんけど、他当たれよ、ってか警察に言えよ」 愛 「警察は取り入ってくれなかった・・・こんな事誰にも頼めないし・・」 「つまり、ビビらなそうで万が一死んでもお前等に影響がないのが俺らって事だろ?」 薫 「そういうわけじゃ・・・」 図星だろ? 愛 「お金なら1人500万払うわ」 翔 「悪いけど、お前等と商売やる気はない」 薫 「お願いします・・・大切な友達・・失いなくないの・・・きっとあの子このままだと自殺しちゃう・・助けて・・・」 薫は泣きながら訴えていた 翔 「・・・・・・」 大切な友達か・・・・ 翔 「ルピアだろ?お前等の店。わかったよ」 「!?」 これは意外な返答だな 愛 「本当に?・・・ありがとう・・」
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