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医療室から少し離れた部屋に7人は、才老以下円卓の椅子に着いた。
才老は、少し離れた卓で湯冷ましを人数分、用意している。
「湯冷ましでございますが…」
才老が盆で湯呑みを持ってくるとそれぞれが取る。
「で、才老…龍凰殿の容態は?」
才老も椅子に座ると口を開く。
「先ほども申し上げましたが…大事には至りませんでした。命に別状は、ございません。
ご本人がおっしゃった通り、1本刺さっておりましたが…一番下の物でしたので肺や心臓では、無く腸の方に刺さっておりましたので出血も少なく…すぐに処置が出来ました」
部屋に安堵のため息が広がった。
「ですが…」
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