プロローグ

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そう言えば、まだ自己紹介がまだだったな。 俺の名前は真田裕哉。 年は15で高楼中学校の3年生だ。 まぁ、はっきり言って普通の中学生だ。 成績はそこそこでこれといって取り柄はない…まぁ強いて言えばラグビー部を3年間続けられたことが唯一の取り柄かな。 今、学校には好きな女子はいない。 でも、俺の通っている…… 「おい真田!誰に向かって言ってんだ?」 「おわぁ、誰だ?何だ修平か」 「びっくりするなよ真田!俺までびっくりしたじゃないか!」 ついでに教えておこう。 こいつの名は佐々木修平。 俺の親友の1人で同じラグビー部で頑張った仲だ。 「ところで、一体さっきから誰に向かって話してたんだ?」 「誰って…読者だよ……」 「はぁ?ドクシャ?そんな奴いたか?」 ……こいつに何をいっても無駄だな。
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